初心者でもできるエイジング塗装のコツ!シャビーにイメチェン

エイジング塗装でシャビーにイメチェンした家具

アンティークショップで見かけるシャビーな家具への憧れはありますか? 
海外の輸入品は高価ですよね。そこで今回は、お手持ちの家具をアンティークな雰囲気にイメチェンする方法をご紹介します。
初心者でも簡単に挑戦できる「エイジング塗装」のコツを一緒に見ていきましょう。

エイジング塗装とは?

エイジング塗装は、新しい家具や木材を古びたアンティーク風に仕上げる技術です。
このエイジング塗装を使えば、既存の家具を新しい価値ある一品に生まれ変わらせることができます。
家具だけでなく、棚や小物にも応用できます。

塗装した家具のエイジング加工

必要な材料と道具

エイジング塗装を始めるために、以下の材料と道具を準備しましょう。

◆ペイントカラー
白やベージュ、グレーなどのメインカラーと下塗り用のブラックや濃いグレー

◆ペイントブラシ

大小2種類(細かい部分用と広範囲用)

◆ヤスリ(サンドペーパー)
120番と240番

◆ワックス
アンティーク調の仕上げ用

◆布やスポンジ
塗料をなじませるため

◆古新聞やマスキングテープ
作業スペースの保護や塗装したくない部分に使用

これらはホームセンターやDIYショップで手軽に揃えられます。

エイジング塗装の手順

1. 家具の下準備をする

塗装前に家具表面の汚れや油分をしっかり拭き取ります。光沢がある場合はヤスリで表面を軽く削り、塗料が密着しやすい状態にしましょう。

2. 下地塗りを行う

アンティーク感を出すために、まずは濃い色(グレーやブラック)を薄く塗ります。この色が後で少しだけ見えることで、深みのある仕上がりになります。

3. メインカラーを重ね塗りする

下地が乾いたら、メインカラーとなる白や淡い色を塗ります。何度か重ね塗りをすると良いでしょう。

4. アンティーク加工をする

塗料が乾いたら、ヤスリを使って角や縁を削ります。削る箇所は、自然な使用感を出すために手が触れる部分を中心にしましょう。この作業で下地の色が少し見えるようになり、味わいが生まれます。

塗装を剥がしてシャビーにした家具

5. 仕上げのワックスを塗る

最後にアンティークワックスを布で薄く塗り広げます。こちらは仕上がりの状態にも寄りますので、塗らなくても大丈夫です。

エイジング塗装のポイントまとめ

1.あえて塗料を剥がして下地を見せる。

2.メインカラーは白か淡い色にする。

3.塗装がしっかり乾いてからエイジング加工を施す。

シャビーな家具や雑貨が配置されたリビング

シャビーな家具を引き立たせるインテリア

エイジング塗装で仕上げたシャビーな家具をさらに魅力的に見せるために、以下のようなインテリアアイデアを試してみてください。

◆アンティークな雑貨を飾る
古いフレームやキャンドルホルダー、古びた本などを組み合わせてディスプレイすると、空間全体が統一感のある雰囲気になります。

◆真新しい綺麗なファブリックを使用する
リネンやコットン素材のカーテンやクッションカバーで清潔感をプラスすると、シャビーな家具とのコントラストが際立ちます。

◆グリーンやドライフラワーを置く
自然の要素を取り入れることで、空間に温かみが加わります。観葉植物やドライフラワーを家具の上や近くに配置してみましょう。

これらの工夫で、お部屋全体がより魅力的に変身します!

シャビーな白い家具が置かれたナチュラルインテリア

最後に

エイジング塗装は難しい技術に思われがちですが、基本を押さえれば初心者でも気軽に楽しめるDIYです。
ぜひ、世界に一つだけのシャビーシックな家具を作ってみてください!

ご質問やアイデアの相談はお気軽にお寄せください。それでは、楽しいDIYライフを!